株主の皆様には日頃より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
2026年6月に代表取締役社長に就任した加藤毅です。新体制でも引き続き安定した経営により、株主の皆様からのご期待に応えられるように尽力して参りますので、何卒倍旧のご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、当社は1937年3月に神戸で設立され、2027年3月に創立90周年を迎えます。さまざまな困難を乗り越えてここに至りましたことは、お客様をはじめステークホルダーの皆様のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。
当社は国内における大型原油タンカー(VLCC)の長期契約を中心に安定収益を確保しております。2019年11月にシンガポール現地法人を設立し海外顧客との窓口を拡げており、お陰様で中小型LPG船の契約を中心に着々と実績を積み上げております。引き続き既存ビジネスでの安定収益確保と新規ビジネスの拡大に尽力してまいります。
近年ではESG(環境、社会、ガバナンス)が企業価値の基準となっており、当社では創業以来特に安全運航を最優先課題ととらえ、海洋・地球環境の保全に努めてまいりました。海に囲まれた日本では海運業は社会貢献度が高い事業であり、確実な輸送の遂行に全力を尽くしております。当社では最大の資産である『人』への投資として計画的な採用、船員教育、『品質および環境管理マニュアル』にも続く緊急対応訓練を実施し、安全文化の更なる向上に努めています。
今後とも輸送技術の革新に積極的に取り組み、運航の安全性がより確保され、燃料消費効率の高い船舶への投資を推進してまいります。
世界経済は日々変化を続けており、日本においても海運業が注目を集めている中、引き続き会社の基盤の拡充に資する契約の拡大と効果的な船舶の新造発注に積極的に取り組んでまいります。
今後とも格別のご指導とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
共栄タンカー株式会社
代表取締役社長
加藤 毅