海技の伝承と社員教育 海技の伝承と社員教育

海技の伝承と社員教育 MARITIME TECHNOLOGY AND EDUCATION TRAINING

海技の伝承と社員教育

優秀な乗組員を育成・確保するため、様々な教育・訓練を行っています。

月例船内教育

月例船内教育

ヘリコプター離着陸対応操練

ヘリコプター離着陸対応操練

共栄セミナー / オフィサーフォーラム

オフィサーフォーラム風景

オフィサーフォーラム風景

当社は東京とマニラでの独自の船員教育を、その時代時代に合わせて形を変えながら数十年に渡り実施しています。近年では2ヶ月間隔で、本社各セクションの担当者が、休暇中の船員と直近のトラブルや検船指摘事項を共有し議論するインタラクティブなスタイルで実施しています。こうした取り組みの積み重ねが近年のヒューマンエラーに起因する事故・トラブルの減少として効果を現しつつあります。

レジリエンス開発

Learning Engagement Tool

Learning Engagement Tool

船員のレジリエンス開発が注目されています。レジリエンスとは、普段行える作業を極度の緊張状態や危険な状況下においても同様に実施できる状態を言います。
当社においてはレジリエンス開発を促進するため、ケーススタディに力を入れています。
実際に発生したトラブルや事故の事例を通して、原因及び防止策を船内にて全員でディスカッション 形式で討論することで、トラブル対応だけでなく個々の思考力や自発性を伸ばし、レジリエンス開発に努めています。

船舶監督/海務監督の訪船検船・教育の実施

管理船舶寄港時に船舶監督及び海務監督を派遣し、Self Inspectionの実施及び直近のトラブル情報や法令規則改定等の情報共有及び教育を行っております。
船の客観的な状態を把握するためには外からの目が重要であり、担当船舶監督による継続した状態確認及び各船を回る海務監督による船舶の総合的な状態確認を船にフィードバックすることで、より多くの改善点可視化を可能としております。

社内においては各船のトラブル報告や検船指摘事項を集計し、傾向を分析のうえ、各船にフィードバックを実施しています。
また、毎年 Concentrate Inspection Campaign を実施し、不安全の傾向がある項目について海務監督の訪船時に集中的に確認しています。

ニアミス活動の推進

ニアミスの積極的な報告を各船に推進しております。
各船にて提出されたニアミスを会社にて集計し、傾向を分析のうえ、目に見えない潜在リスクを炙り出して各船にフィードバックしています。
フィードバックを受けた各船では安全衛生会議を実施し、全船員に共有及び事故防止のための教育の徹底を図っています。

BARKO INTERNATIONAL INC, IN-HOUSE TRAINING CENTER

BARKO 研修所

BARKO 研修所

マニラの船員配乗会社であるBARKO社の協力を得て、同社IN-HOUSE TRAINING CENTERにてフィリピン乗組員の各種研修を行っています。現地には、当社TRAINING MANAGERが常駐し、乗組員教育及び優秀な乗組員の安定的確保に取り組んでいます。

BARKO INTERNATIONAL INC,
3rd and 4th Floor Barko Building, 1014P. Ocampo Sr. (formerly Vito Cruz) Corner Arellano Streets, Malate 1004, Manila, Philippines.